土木工事の現場は常に危険と隣合せであり、日々労働災害防止のため安全管理を徹底して工事を行っています。
この安全管理には人の不注意防止ももちろんですが、現場環境の安全管理も欠かせないものです。
雨雪の有無や量、風の強さや風向、それによる地面の変化、川の水位変化などなど、多種多様な環境要因を踏まえて無理のない安全な作業実施をしています。
これら環境要因の計測にあたっては各種センサーが開発されており、必要な環境情報を数字で得られるようになってきました。多くの場合、各種センサーで計測される値をデータロガーで記録していますが、記録確認のために現場まで赴く必要があったりと、安全管理と相反したり、リアルタイム性に欠ける課題も少なからずありました。
ジオテクサービスではこのセンサーで計測する値をクラウド上に集約し、センサー設置場所から離れた所で計測結果の確認・監視を行える「WEB遠隔監視サービス」を平成19年(2007年)より開始しており、長年のノウハウを活かした質の高いサービスを提供しています。
上記現場の遠隔監視以外でも、道路の通行規制目的の雨量監視、消雪パイプ用井戸の水位管理など日常生活におけるインフラ監視として活用することもできます。
事例紹介 »次のページ(準備中)
「WEB遠隔監視サービス」は傾斜計、水位計、風向風速計、沈下計、伸縮計、雨量計といった多様なセンサーでの計測値をモバイル回線網およびインターネット回線網を通してデータサーバーへ集約し、
視認性の高いグラフをサーバー内で生成、監視者へWEB配信を行うサービスです。
サーバーでは定時計測(10分おき、1時間おきなど要件に合わせて)を行っており、計測の結果が閾値を超えた場合には「警報メール配信」や「機器(サイレン、パトライト)の連動制御」を行うことができます。
また、集約したデータはCSV形式のデータファイルとしてダウンロードできるので、任意の報告書・レポートへ利用できます。
警報メール配信 | サイレン、パトライト | CSVダウンロード |
本サービスはモバイル回線があればどこでも運用が可能となっています。しかしながら、実際に計測したい場所が電波の入らない山奥であったりすることもしばしばです。
このような環境下では、弊社製品の無線機を使って計測センサーと観測基地局とを中継して監視する構成も実現しています。
また、山奥となると電源確保も難しくなってきますが、これも省電力を特徴とする弊社センサー等を採用してソーラー発電/バッテリー運用でも長期の運用を可能としています。
山奥での監視 | 無線機で中継 | ソーラー発電で観測 |
導入費用や稼働まで期間は規模により変わりますため、正確にはお見積りにてご提示します。
費用区分 | 項目 | 外観、イメージ | 価格 |
---|---|---|---|
イニシャル | 初期設定費用 ・システム初期設定 ・各種機器設定 ・回線契約代行 ・組込、加工 etc |
¥80,000 | |
各種機器費用 ・通信機器 ・水位センサー ・データロガー ・電源装置 etc |
¥550,000 | ||
ランニング | 保守管理費用 ・通信費用 ・サーバー管理費用 |
¥20,000/月 |
費用区分 | 項目 | 外観、イメージ | 価格 |
---|---|---|---|
イニシャル | 初期設定費用 ・システム初期設定 ・各種機器設定 ・回線契約代行 ・組込、加工 etc |
¥80,000 | |
各種機器費用 ・通信機器 ・温湿度センサー ・風向風速計 ・雨量計 ・データロガー ・電源装置 etc |
¥420,000 (6ヶ月合計) |
||
ランニング | 保守管理費用 ・通信費用 ・サーバー管理費用 |
¥20,000/月 |
Q.遠隔監視画面は誰でも見れますか?
A.関係者は誰でも見ることはできますが、IDとパスワードによる閲覧制御も行えます。
Q.スマートフォンやタブレットで見れますか?
A.見れます。
配信する監視画面はpng形式の小容量画像に変換していますので、
スマートフォンやタブレットでもパソコン画面と変わりなく見ることができます。
Q.データサーバーの管理は独自に行うことはできますか?
A.可能です。
弊社データサーバーでなくお客様のサーバーにて運用している実績があります。
Q.機器レンタルはできますか?期間はどうなりますか?
A.機器のレンタルも行っています。
期間は3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月を標準としておりますが、要件と合わせてご相談ください。
Q.センサーやロガーは指定の製品が必要ですか?
A.他社製の各種センサー、ロガーでの監視実績が豊富にあります。