当社の旧社名は「消雪サービス」でした。
その後、仕事の範囲を「雪と水と土」に広げ、1986年に現在の「ジオテクサービス」の社名に変更しましたが、「消雪」への取組みは今も続いております。
消雪パイプの配管は、散水量を送水管のバルブで調整する「ダブル配管」と、個々の散水ノズルで調整する「シングル配管」に分けれます。シングル配管の要は消雪ノズルです。
大型車両の加重に耐え、丈夫で錆びない散水ノズル(融雪ノズル)を販売しています。
ステンレス製消雪ノズル | ノズルから水が出る様子 |
消雪パイプの散水管の施工は、@現場でコンクリートを流してから散水管を巻き立てる「現場打ち工法」と、A工場で製作されたコンクリート2次製品を敷設する「プレキャスト工法」に大別されます。
近年の主流は品質に優れ、工期も短い「プレキャスト工法」になってきており、当社で取り扱っているものはプレキャスト工法に最適な消雪パイプブロックです。
消雪パイプブロック施工の様子 | ジョイント作業 |
消雪パイプは、雪国の道路で井戸水や河川水を路面に撒いて雪を消す設備です。
井戸水や川水の自然の熱エネルギーを巧みに利用しCo2の排出量も少ない、自然にやさしい消雪システムです。
現在では更なる省エネと周辺環境に配慮するため、散水量を自動調整する仕組みを強化しています。
消雪パイプは冬が主な稼動シーズンであるため、稼働前の点検は欠かせません。
当社では、計測・制御の技術を生かした井戸と制御盤の点検も行います。主な点検内容は下記です。
・消雪制御盤の点検
・降雪検知器の点検
・遠方制御装置の点検
・井戸の地下水位・ポンプ点検
消雪盤のシーズン前点検 | 地下水位の測定 |
消雪設備や融雪設備が、設計通りの機能を果しているか? あるいは融雪施設を新設する前の設計基礎データ収集など、道路や自然エネルギーに関する調査や観測業務を行っています。
特に当社の計測技術を生かした、自動観測やWEB遠隔監視サービスやWebカメラでの画像データ収集。車による移動観測に強みがあります。
【主な観測の例】
・地下水位観測、河川流量観測
・気象観測(気温、降雪量、積雪量、風向風速)
・路面凍結・路面積雪調査
・地温測定。ボーリング孔内温度測定 など
冬季の路面状況 | 降雪検知 |
阿賀野市にある担当部門にて対応しております。
ジオテクサービス株式会社 阿賀野Lab(あがのラボ)
〒959-2011 新潟県阿賀野市千原245-1
TEL 0250-47-4142 / FAX 0250-47-4143 / メール