Q.他のストレーナとの違いは?

A.

  ケース1.丸穴巻線汎用型 ケース2.FRP型 ケース3.KVS
材質 配管用炭素鋼鋼管+
亜鉛メッキ鋼巻き線型
強化プラスチック複合管 塩化ビニル管+
ステンレス鋼巻き線型
外径㎜ 286.4 314.0 282.0
肉厚㎜ 6.6 9.0 12.7
標準スロット㎜ 1.0 1.0 1.0
集水面積比% 20.0 21.0 30.3
概要 SGP管に丸穴加工を施し、
亜鉛メッキ鋼巻き線を装着
したストレーナ
強化プラスチック複合管
(ガラス繊維強化プラス
チックと樹脂モルタルと
の複合管)のケーシング
パイプ・ストレーナ
VP管(片スリーブとネジ接続)
に丸穴加工を施し、ステンレス
製のV型スロットを装着したス
トレーナ
接続方法 溶接 ネジ+ビス 接着剤+ビス・角ネジ
納入工期 注文より1.5ヶ月 注文より1.5ヶ月 注文より1ヶ月(ネジ仕様1.5か月)
経済性
100ⅿ(ストレーナ33ⅿ)
ケース2.3は32ⅿ
ケーシング(5.5m×13本)
1,230,450
ストレーナ(5.5m×6本)
1,485,000
計2,715,450(27,100円/m)
ケーシング(6m×12本)
1,513,200
ストレーナ(4m×8本)
2,078,800
計3,592,000(35,900円/m)
ケーシング(4m×17本)
397,800
ストレーナ(4m×8本)
2,374,400
計2,772,200(27,700円/m)
 経済性評価
施工性 ベース管がSGP管のため重量
があり、溶接部のカラーチェック
には常温になるまで自然冷却が必
要で施工性はやや劣る
KVSよりやや重量があるが、
接続部が専用ネジ接続のため
トルク管理も不要で施工性は高い
軽量で運搬しやすく、接続部が
スリーブ接続のため施工性は極めて
高い。
施工性評価
安全性 ベース管がSGP管のため外圧
強度(0.87 N/mm2)である。
FRP管のため外圧強度
(1.16 N/mm2)である。
VP管にステンレス製の
ジャケットを装着している
ため、外圧強度(0.98N/mm2)
である。
安全性評価
耐食性 材質がSGP管のため地下水の
水質が悪いところでは、管の腐食
が懸念される。
材質がFRP管のため耐食性に
優れている。
材質がVP管+ステンレス
のため耐食性に優れている。
耐食性評価
環境面 ケーシング管の錆や、巻き線部
の亜鉛などが地下水に溶けだす
ことが懸念され、環境面に劣る。
材質がFRP管のため地下水の
水質に影響なく環境面に優れて
いる。
材質が材質がVP管+ステン
レスのため地下水の水質に影響
なく環境面に優れている。
環境面評価
総合評価 4点 8点 9点

   ストレーナ比較表250A

総合評価[◎2点、〇1点、△0点]

2020年12月16日