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ジオテクサービスのPT温度変換器GS-1210のよくある質問の回答です。FAQコーナーではお客様のご質問をお待ちしております。

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2018-02-02

PT温度変換器GS-1210の質問コーナーです

お知らせ:旧型のPT温度変換器KW-1134は製造終了しています。後継機は GS-1210となります。
PT温度変換器GS-1210

PT(白金測温抵抗体)温度変換器 GS-1212

白金測温抵抗体(PT-100オーム)で感知した-30〜+70℃を0〜5Vの電圧信号に変換します。電源電圧がDC10〜28Vと広く、消費電流が、わずか4mAと少ない特徴があります。


よくある質問


回答

Q01.3線式Ptの2本のB,Bの線の接続順の指定はありますか?

3線式のPtセンサの2本の信号線Bは、センサ内部で1本に繋がっているので、白又は黒をどちらを繋いでもかまいません。

詳細については接続方法の説明書(PDF)をご覧ください。

Pt温度センサのABBの3線の接続説明図
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Q02.この変換器はPt3線式用と書いてありますが、4導線式や2線式は使えます?

2導線や4導線型を使用する場合は結線の方法が異なります。注意点は
  ●2線式センサの接続:線の抵抗が増えると比例して温度誤差も増えるので、長い線を使う場合は注意が必要です。
  ●4線式センサの接続:通常に計測できます。但し4線式の特徴である「電線の電気抵抗に影響されない高精度測定」はできません。

詳細については使用上の注意点のページ又は、接続方法の説明書(PDF)をご覧ください。

GS-1212に2線式Ptや3線式Ptを接続する方法
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Q03.Pt1000Ωは接続できますか?

Pt1000Ωは、測定部の抵抗が1000オームあり、Pt100Ωと異なりますのでこの変換器は使用できません。同様にPt500Ωも不適合です。

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Q04.一つのPt温度センサに、2台の変換器を接続できますか?

一つのPt温度センサ(シングルエレメント)に、2台の記録計や変換器は接続できません。

Ptの温度測定器は、白金の抵抗体に電流を流し、抵抗に比例して表れる電圧を測定します。2台の測定器を1つのPt素子に接続すると、素子に2台分の電流が流れ、測定される電圧もその分大きくなるため、正しい温度が測れません。

たとえば「一つのセンサを表示器と記録計を両方繋ぎたい」などの要求がある場合は、センサの先端部に2つの抵抗素子が埋め込まれ、リード線も2本出ている「2素子型(ダブルエレメント)」の測温抵抗体を使用する方法があります。

1つのPt温度センサに2台の計測器を接続した場合の問題点
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Q05.この変換器は絶縁型ですか?。複数台使用したときの干渉はありますか?

この変換器は非絶縁型で、電源グランドとB端子間は内部で繋がっています。

通常、Ptセンサの先端シース部分やケーブルの絶縁性が高ければ、複数のセンサと変換器が混在しても問題ありません。
但し、以下のような特殊なケースでは測定値が不安定になる場合もあります。

  • シース部やケーブルの絶縁低下が進み、リーク電流がある場合。
  • 鉄道線路や電力施設、放送用アンテナの近くで、迷走電流がある場合。
  • センサケーブルと動力線などが同居して、商用電源ノイズが入りやすい場合。

Pt温度センサとは異なりますが、参考までに当社の歪ゲージアンプ2台使用でノイズが入る例を示します。

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Q06.測温抵抗体のAクラス、Bクラス、どちらがを使ったほうがいいのでしょうか?

測温抵抗体のJIS規格では、クラスAとB(A級、B級とも呼ばれますが)の精度を、「測定温度に対する許容差」として表現されています

クラス 許容差の計算式(°C) 0℃の許容差(°C) 100℃の許容差(°C)
A (0.15+0.002│t│) ±0.15 ±0.35
B (0.3 +0.005│t│) ±0.30 ±0.80

      │t│:測定温度の絶対値

この式で計算したAクラスとBクラスの許容誤差は、温度100℃で0.35℃と0.8℃となり、Aクラスのほうが誤差が少ないことになります

もともとPtは-200℃〜+660℃という広い温度範囲を計測する温度センサなので、高温、低温領域で、精度よく測定しようとすると、Aクラスが適しています

但し、当社のPt温度変換器GS-1212は、-30〜+70℃という狭い生活温度帯をターゲットにしているため、A,Bクラスの違いは明確に現れません。

この温度変換器は、0℃前後の凍結温度の測定に用いられることもあります。その際、JIS規格だと、[0℃の誤差はA:0.15℃、B:0.3℃]となりますが、実際に測定してみると、Aクラス、Bクラスのセンサとも、誤差は概ね±0.1〜0.2℃以内に収まっています。

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Q07.増幅率や、ゼロ点、スパンの調整は自分で行わなければならないのでしょうか?

基本的に出荷時には、ゼロ点とスパンは設定済みで調整する必要がありません。

ただ、0℃や20℃など、特定の温度でより正確に測定したい場合は、基準となる温度計に合わせて出力電圧をゼロ調整することは可能です。
但し、スパン変えると元に戻すにが難しいので、通常はスパン調整は変えないでご使用ください。

【参考】ゼロ点調整範囲:約±2℃、  スパン調整範囲:約±5%(0℃で約±1.5℃、70℃で約±5℃の調整幅に相当)

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Q08.電源電圧は安定していなければなりませんか?

Pt温度変換器の電源電圧は10〜28Vの範囲であれば、変動しても問題はありません。

もともと、車載用の12Vバッテリやソーラ電源の使用を想定し、内部で7Vに安定化させて使用していますので、不安定な電源でもOKです。

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Q09.電源電圧は最低何ボルトまで動作しますか?5V電源で使えますか?

規定の電源電圧は10V以上ですが、内部で7Vに安定化させて使用していますので、8V程度でもぎりぎり動作します。

マイコン電源等の5V動作は、未確認ですが、おそらく出力が3〜4Vで頭打ちになる可能性があります。

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Q10.電源を接続するとき+12VとGNDにプラスとマイナを逆に接続すると壊れますか?

電源のプラスとマイナスを間違えて、単純に逆に接続しても壊れません。+−の逆接続は、計測現場でしばしば起きるので、あらかじめ保護回路が内蔵されています。

但し、より複雑な配線で、接続間違いをすると、内部回路がショートして焼き切れる場合があります。

 損傷例:「電源GND端子に電源+を接続」して、「センサ側のAB端子に電源の−を接続」すると、基盤のグランドパターンが焼き切れる場合があります!

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Q11.出力電圧のOUTとGNDをショート(短絡)させても壊れませんか?

アンプの出力側のOUTとGNDを短絡させると、最大10〜30mAの電流が流れ可能性はありますが、壊れることはありません。

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Q12.計測器(ロガー)との接続ケーブルは最大何メートル延長可能ですか?

この変換器の電源のマイナスと信号のマイナスは共通です。

このまま、電源のグランドと信号のマイナスを1本にまとめた3本の線で延長すると、電線の電気抵抗の温度変化が測定誤差として現れるので、10m程度が限界です。
それ以上延長する場合は、電源と信号のマイナスを二又に分け、電源線2本と信号線2本の4線で延長する4線式接続を奨励しております。こちらですと、伝送中の信号の減衰が少ないので特に長さの制限はありません。

4線式伝送であれば、経験的には300m以上は伸ばせます。但し、電線が長くなると商用電源ノイズの混入が増えたら、落雷・誘導雷の危険が高まるので、別途ノイズ対策や雷防護が必要になります。

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Q13.規定の温度範囲-30〜+70℃を越えた温度測定に使用できますか?

[-30℃以下=出力電圧   0mV以下]は測定できません。

[+70℃以上=出力電圧5000mV以上]については、[90℃=出力電圧6000mV]までは動作確認ができています。

それ以上の[100℃=出力電圧6500mV]まで動作するかどうかについては、現状確認が取れておりません。
但し、70℃以上の測定精度については保証できません。

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Q14.Ptセンサのシールド線のリードは、どこに接続すればいいのですか?

基本的には、電源のグランド=0Vの端子に接続すれば、商用電源などからのノイズが減り出力が安定します。

但し、このFAQのQ05番にあるように、機械設備内などで複数のセンサと変換器が混在する場合、逆にシールドを通してノイズが回りこむ場合もあります。ノイズが大きいようであれば試しに、シールドを電源0V端子に接続せず、設備の「電源系アース」に直接落としてみてください。

なお、アンプ内部に1Hz程度のローパスフィルター回路が入っていますので、50〜60Hzの電源ノイズはアンプの出力には表われにくく、通常は数mV以内の微小な変動になります。

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Q15.このアンプは1個でも購入できますか? 代理店はありますか? 納期は?

1個単位でも販売しております。

購入方法については、弊社は特に指定代理店は無く、直売が可能です。

基本的には、メールやFAXで注文書(お客様書式やメール本文も可)をお送りください。製品と納品書・請求書をお送りしますので、お客様の請求書締日から1月以内を目安に代金を銀行振り込みいただく形です。

また、お客様のご希望の販売店をご利用いただく場合は、代理店経由の販売にも対応いたします。販売店様に直接、価格や納期をご確認いただければ、販売店側と弊社の間で、売買手続きを進めます。

納期に関しては、この製品は標準在庫品のため、常時、最低台数の在庫を確保し、即納に勤めておりますが、多数の注文が入った場合に一時的に在庫切れが発生し、次のロット製作に2〜3ヶ月要する場合もあります。お急ぎの場合は、事前に電話やメール等で在庫を確認してください。

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Q50.FAQは随時追加します
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