電気検層ケーブルの価格について
昨今は全般的に資材が高騰しておりますが、電線価格も同じく高騰しており、製品価格も上げざるを得なくご不便をお掛けしております。 200m級までは比較的安価なケーブルを使った製品を取り扱っていますが、300m級以上では強度確保のため高価なケーブルを採用する点、ご理解ください。 |
井戸の掘削現場や、ボーリングアース工事の孔内の電気検層に使うケーブルです。 長さ300m以内で、人力で上げ下げする検層ケーブルです。標準は150mまたは300m。電極間隔はショート0.5m、ロング1.0mの8心線です。 2極法用や4心仕様も製作します。
現場でのケーブルトラブルを防ぎ、使い勝手を良くするための工夫をしています。
検層ケーブルの性能は、先端の電極の水中の接触抵抗で決まります。長さ50cmの銅線を銅管に巻きつけ、表面積を大幅に増やして腐食にも強くしました。 電極は1本づつ接続した後、熱収縮チューブで1本に束ねた構造にしています。電線に水が浸み込み、中でショートするようなトラブルがありません。
電極間隔を保持し、錘をぶら下げるロープは、電気を通さず細くて強いケブラー製(アラミド繊維)を使用しました。 太さ3mmながら280kgの引っ張りに耐えます。電極の先端には錘をつけるクリップが付きます。
一番力が掛かり浸水のトラブルが生じやすいのが、先端の電極とケーブルの接続部です。 水が浸み込まないように、ケブラーロープと電線の先をステンレスの針金で接続しました。測定用の8心線には直接力が加わらないようにしています。
1m毎に深度表示のタグを付けています。さらに5m毎に黄色テープ、10m毎に赤テープを巻き、数字が汚れても深度が確認できるようにしています。
ショート・ロングとC1,C2,P1,P2の誤接続を防ぐため、端子はきっちりと色分けしてあります。→電極切替スイッチもあります
お客様が使い方に縛られないようリールには巻かず、コンテナボックスで供給させていただきます。(八の字巻きですっきり収納)
納品のイメージ |
一般的な井戸の電気検層で使用 | ボーリングアースの孔内検層や 調査ボーリングの比抵抗検層 |
2極法や接地抵抗測定の際の遠方電極として設置 |
項目 | 仕様 | |
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ケーブル長 | 150m(全体153m) | 300m(全体303m) |
ケーブル径 | 7mm | 10mm |
ケーブル重量 | 約18kg | 約33kg |
ケーブル切断荷重 | 150kg | 250kg |
ケーブル心数 | 0.34mm2×8心(4心は注文製作) | 0.24mm2×8心(4心は注文製作) |
電極配置 | 4極法(ウエンナー配置)、2極法は注文製作 | |
電極間隔 | 標準:ショート0.5m、ロング1.0m | |
電極材質 | 銅管φ10mm×50mm+銅線1.6mm×500mm巻き付け | |
ウェイト | 塩ビ製(モルタル注入) φ50×400mm×3kg |
検層ケーブルを下げるための錘です。塩ビパイプ(VP50)にモルタルを流し込んだ電気を通しにくいウエイトです。
長さ約40cm、重量は約3kg。
金属の塊と違い、万一孔底に抑留された場合でも粉砕は容易です。
8心検層ケーブルを利用し、ショート・ロングの2組の電極を手元で切り替える防水型スイッチです。 1回の検層でショート・ロングの測定ができるので作業時間の短縮につながります。
使用方法 (注意)2極法用の25,50,100cmの3種類の極間を切替るスイッチは注文製作品となります。
抵抗値が1Ω(接地抵抗相当の1000Ωも内臓)の検査用抵抗です。
●電気検層器に接続して、機械のチェック
●検層ケーブルの電極に接続しケーブルチェック
この2つを行えば、現場でのトラブルの9割は回避できることから、購入をお勧めしています。
検層ケーブルを下げる時に櫓の下に吊る滑車です。
通常の鉄製の滑車でも用は足りますが、こちらはステンレス製で錆びず、回転がスムーズな滑車です。
一時的な使用や、製品納期までの間に使うなどの短期向けとして、検層ケーブルのレンタルサービスを行っています。 ケーブルの仕様やレンタル可能な数には限りがありますので、詳細はお問い合わせください。
品名 | 価格(税別) | 備考 | |
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高張力・耐候性ケーブル | 検層ケーブル150m級 | \520,000 | ケブラー繊維ワイヤー入り |
検層ケーブル200m級 | \680,000 | 同上 | |
検層ケーブル250m級 | \820,000 | 同上 | |
検層ケーブル300m級 | \960,000 | 同上 | |
検層ケーブル350m級 | \1,100,000 | 同上 | |
検層ケーブル400m級 | \1,250,000 | 同上 | |
耐候性ケーブル | 検層ケーブル100m級 | \230,000 | 汎用ケーブル使用 |
検層ケーブル150m級 | \310,000 | 同上 | |
検層ケーブル200m級 | \400,000 | 同上 | |
検層ケーブル250m級 | \470,000 | 同上 (強く引き上げると切断リスク有るので注意) |
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検層ケーブル300m級 | \540,000 | 同上 (強く引き上げると切断リスク有るので注意) |
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検層ケーブル350m級 | \620,000 | 同上 (強く引き上げると切断リスク有るので注意) |
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別売りオプション | 電極切替スイッチ | \22,000 | 使用方法 |
標準1Ω抵抗チェッカー | \12,000 | ||
吊り下げ滑車 | \11,000 | ||
ウェイト | \5,000 |
阿賀野市にある担当部門にて対応しております。
ジオテクサービス株式会社 阿賀野Lab(あがのラボ)
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