空気を読む
世の中で言われる「空気を読む」とは、その場の雰囲気を感じ取り、周囲の状況に合わせて、最適な行動を取ることです。空気は、文字通り見えないので、そこに漂う「気」を感じ取る必要があります。
気象観測も、この空気に満たされた「場」の状態を読み取ることが求められます。
青空に流れる雲は、空の高みの空気の流れを伝えてくれます。
時に人間の目に見えなくても、肌や香に感じられる空気の性質。これらを視覚化し、数値化するのが、気象センサーの役割です。
風を視る−吹流し | 風を測る−風向・風速計 |
ジオテクサービスは、元々「土と水と雪」をベースにした企業ですが、これらの計測に付随して、気象データの収集も行っています。気象専業メーカではないので、高性能とは言えませんが、環境条件の厳しい工事現場や、豪雪山間地での使用を想定した製品が多く、耐久性と経済性には優れています。
主な気象観測器材 簡便な気象センサー。低価格ですが耐久性はあります。
■簡易雨量計 GCR-01
転倒マス式の小型・軽量の雨量計感部です。受水口で集めた雨を、転倒マスが0.2mm 単位で計量し、接点パルス信号を出力します。 本体が樹脂のため機械的な強度は金属性に劣りますが、紫外線や腐蝕・湿気に強く、ケーブル接続部も防水処理済みなので屋外での安定した計測ができます。
オプション水平調整架台と組み合わせ、単管パイプに取り付けられます。 (since2011-)■雨量計架台 GRH-01SUS
市販の雨量計に取り付け可能な、耐久性に優れたステンレス製の雨量計架台。
設置は、単管パイプ(外径48.6mm)に差込み、ボルト締めで取り付けるだけで、しっかりと雨量計が固定できます。
雨量計の水平レベル調整ができるため、多少傾いた単管パイプでもOKです。 (since2017-)
■簡易風速計 GWI-02A
小型、軽量の風向・風速計で現場の単管パイプに簡単に取り付け。
平均風向・風速と、最大瞬間風速・風向の気象観測に必要な4要素をきちんと演算。データロガー(GTR-04G)との組み合わせで、自動記録や簡易警報も可能。
FOMA通信装置と組み合わせた、Web配信や警報メール配信サービスもあり。 (since2017-)
■スマート湿度計 GHT-01A
小型、軽量の温湿度計です。電源DC12Vで動作し、温度、湿度を0〜5Vのアナログ電圧で出力します。RS-485出力の選択もあり。
センサ感部と表示変換部が分かれているため、高湿度、粉塵環境にも比較的強く、万一破損した場合にも、センサ部のみ交換可能。 水浸・水没の可能性がある現場用に、オプションの透湿防水ケースもあります。 (since2012-)
■レーザ積雪計 GLD-10000
赤色レーザ光の反射で、雪面までの距離を計測し、0〜10mの距離を0〜10Vの電圧で出力します。
4CHデータロガーGTR-04G等と組み合わせ、ソーラ電源による長期自動計測や、遠隔計測も可能。計測部を小さいため、ヒータ無しでも積雪が生じません。単管パイプ取り付け用金具も付属 (since2012-)
【旧製品の資料】 (製造・販売は終了しています)
まだ現役で稼働している可能性もあるため、技術サーポートは継続しています
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